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ステフィン・カリー (Stephen Curry) - 神域に立つシューター - ※2025-26途中データ

ステフィン・カリーはゴールデンステート・ウォリアーズの象徴です。
37歳でなお進化を続け、7つのS評価が示す支配力は圧倒的です。
神域に立つシューター、その全容をデータで解き明かします。

※掲載情報はすべて2026/1/15時点のもの

目次

プロフィール

項目 内容
出身地 オハイオ州アクロン
生年月日 1988年3月14日(歳)
身長 188 cm / 6'2"
体重 83 kg / 185 lb
NBA経験年数 17年目
オフェンスポジション PG
ディフェンスポジション SG
オフェンスロール Primary Ball Handler
ディフェンスロール Low Activity
ドラフト 2009年 1巡目7位(ゴールデンステート・ウォリアーズ)
所属チーム ゴールデンステート・ウォリアーズ

2025-26シーズンスタッツ

MIN PTS REB AST STL BLK FG% 3P% FT%
31.9 28.1 3.8 4.9 1.2 0.5 46.6% 38.8% 92.9%

独自レーティング (version 1.0)

項目 グレード
リムフィニッシュ E 37
ペイントエリア A 92
ミドルレンジ S 97
3PT プルアップ S 100
3PT C&S S 95
プレイメイキング S 96
1対1 S 98
ポスト -
フリースロー S 98
オフボール S 98
トランジション A 89
効率性 B 81
ペリメーターDF C 56
インテリアDF D 42
DFリバウンド D 45
OFリバウンド F 13

- ボリュームが不足しているため評価対象外

強み

1. 3PT プルアップ(S)

ドリブルからの3ポイントシュートはまさに圧巻の一言です。精度・難易度の高いシュートを決め切る力の両方でリーグ最高水準を記録しており、どこからでも、どんな体勢からでもシュートを沈めることができます。ディフェンダーがどれだけ詰めても関係なく、むしろタイトなマークの中でこそ真価を発揮します。37歳になった今でも、この能力に衰えは見られません。

2. 3PT C&S(S)

キャッチ&シュートの3ポイントでもリーグトップクラスの実力を誇ります。オフボールで動き続けることで生まれるわずかな隙間を逃さず、パスを受けた瞬間にシュートを放つことができます。プルアップとキャッチ&シュートの両方でS評価を獲得していることは、カリーが真の意味での「完全なシューター」であることを証明しています。

3. ミドルレンジ(S)

ペイント外からのミドルレンジシュートでもリーグ屈指の精度を誇ります。3ポイントだけでなく、ミドルレンジでも高確率でシュートを決められるため、ディフェンスは距離に関係なく常にプレッシャーをかけ続けなければなりません。この多彩なシューティングレンジが、カリーを守ることを極めて困難にしています。

4. プレイメイキング(S)

ただのシューターではなく、卓越したパサーでもあります。パスの精度と質はリーグ最高水準で、味方を活かすパスを高い確率で通すことができます。自身のシュート力がディフェンスの注意を引き付けるため、チームメイトへのパスコースが自然と生まれます。ウォリアーズのオフェンスが機能する根幹には、カリーのこのプレイメイキング能力があります。

5. 1対1(S)

アイソレーションの場面でも圧倒的な得点力を発揮します。1対1でのシュートを決め切る力はリーグ最高レベルで、どんなディフェンダー相手でも高確率でスコアすることができます。ドリブルの駆け引きから生まれるわずかなスペースを逃さず、ステップバックやプルアップで正確にシュートを沈めます。

6. フリースロー(S)

フリースロー成功率は驚異の92%超で、リーグ最高水準です。さらに、ファウルを誘う能力も非常に高く、シュートモーションへの寄りを利用して巧みにコンタクトを引き出します。接戦の終盤でカリーがフリースローラインに立てば、得点はほぼ確定と言えるでしょう。

7. オフボール(S)

カリーの真骨頂とも言える能力です。ボールを持っていない時でも、相手ディフェンスはカリーから目を離すことができません。このディフェンダーを引き付ける力(グラビティ)はリーグ最高で、オフボールスクリーンを使った動きや、カットからの得点でも大きなインパクトを残しています。カリーがコートにいるだけで、チームメイトのためにスペースが生まれます。これこそが彼を史上最高のシューターたらしめている要素の一つです。

弱み

オフェンス面で7つのS評価を獲得しているカリーには、主要な役割において明確な弱点はほとんど存在しません。OFリバウンドやリムフィニッシュで低い評価となっていますが、これらはガードとしての役割からすれば求められていない領域です。特にリムフィニッシュについては、リムへのアタック自体は平均以上にこなせており、フィニッシュの精度が若干低いという程度です。身長188cmのポイントガードがこの領域で高評価を得ることを期待する方が現実的ではありません。

まとめ

ステフィン・カリーは、37歳となった今でも3ポイントシュートの革命者としての地位を揺るぎないものにしています。プルアップ、キャッチ&シュート、ミドルレンジのすべてでリーグ最高水準の精度を誇り、さらにプレイメイキング、1対1、フリースローでもS評価を獲得。オフボールでのグラビティは文字通りリーグ最高で、彼がコートにいるだけでチーム全体のオフェンスが機能します。

ウォリアーズにとってカリーは単なるスコアラーではなく、オフェンスの中心軸そのものです。彼の存在がディフェンスを歪め、チームメイトにスペースとチャンスを与え続けています。

実は、カリーがウォリアーズに来たのは運命ではありませんでした。2009年のドラフト当日、父のDellは息子を8位でニューヨーク・ニックスに行かせたいと考えていました。父の証言によれば、ミネソタ・ティンバーウルブズから指名について確認の連絡があった際、「指名しないでほしい」と伝えたそうです。結果的にウルブズは5位と6位で別のポイントガード2人を指名し、カリーは7位でウォリアーズへ。以降17年にわたりフランチャイズの顔として4度の優勝をもたらしました。NBA史上最高のシューターとして、その輝きは今なお衰えることを知りません。

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