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ニコラ・ブーチェビッチ (Nikola Vučević) - 不変のダブルダブルメーカー - ※2025-26途中データ

ニコラ・ブーチェビッチはブルズの頼れる攻守の大黒柱です。
ペイントエリアでの多彩なシュートと卓越したリバウンド力を兼ね備えています。
14年目のベテランビッグマンの技をレーティングで紐解きましょう。

※掲載情報はすべて2026/1/24時点のもの

目次

プロフィール

項目 内容
出身地 スイス・モルジュ
生年月日 1990年10月24日(歳)
身長 206 cm / 6'9"
体重 118 kg / 260 lb
NBA経験 14年目
オフェンスポジション C
ディフェンスポジション C
オフェンスロール Versatile Big
ディフェンスロール Mobile Big
ドラフト 2011年 1巡目16位(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)
所属チーム シカゴ・ブルズ

2024-25シーズンスタッツ

MIN PTS REB AST STL BLK FG% 3P% FT% TS%
32.9 18.5 10.1 3.5 0.8 0.8 53.0 40.2 80.0 60.2

独自レーティング (version 1.0)

項目 グレード
リムフィニッシュ C 65
ペイントエリア A 89
ミドルレンジ C 68
3PT プルアップ *D 45
3PT C&S B 83
プレイメイキング B 83
1対1 -
ポスト C 58
フリースロー *C 55
オフボール C 64
トランジション G 5
効率性 B 74
ペリメーターDF E 29
インテリアDF B 77
DFリバウンド A 93
OFリバウンド B 77

* ボリュームが十分ではないため参考値
- ボリュームが不足しているため評価対象外

強み

1. DFリバウンド(A)

ブーチェビッチの最大の武器はディフェンスリバウンドです。リバウンディングスキルと実際の獲得数がともにリーグ上位の水準にあり、相手チームに確実なセカンドチャンスを与えません。ゴール下でのポジション取りと判断力に優れ、相手の攻撃を一度で終わらせる堅実さを持っています。今シーズンも平均10.1リバウンドを記録しており、ダブルダブルの常連として安定した数字を残しています。

2. ペイントエリア(A)

ペイント内でのシュートスキルが光ります。特にフローターの精度はリーグ屈指の水準で、ビッグマンとしては珍しいタッチの柔らかさを持っています。ゴール下に密集するディフェンスをかわしながら、絶妙な軌道でボールをリングに沈める技術は長年の経験で磨かれたものです。ペイント内全体のシュートスキルもリーグ上位で、ゴール付近で多彩な得点オプションを持っています。

弱み

1. トランジション(G)

速攻での得点力は主要な役割外の領域です。走力やスピードを求められる場面では苦戦し、シュートスキル・シュートクリエイション・決定力のすべてがリーグ平均を大きく下回っています。ただし、これはブーチェビッチのプレイスタイルを考えれば自然なことで、彼の強みはハーフコートオフェンスにあります。

2. ペリメーターDF(E)

外角のディフェンスには課題があります。特にボールスクリーンのナビゲーション(スクリーンをかわす動き)は苦手としており、スピードのあるガードへの対応で後手に回ることがあります。一方、1対1のペリメーターディフェンス自体は平均的な水準を維持しており、相手との直接対決では極端に崩されることは少ないです。

まとめ

ニコラ・ブーチェビッチは、ペイントエリアでの多彩なシュートと堅実なリバウンドでブルズのオフェンスを支える14年目のベテランセンターです。A評価が2つ(ペイントエリア、DFリバウンド)という結果が示すように、伝統的なビッグマンとしての基礎能力が非常に高く、そこにキャッチ&シュートの3ポイント(B評価)やプレイメイキング(B評価)という現代的なスキルも加わっています。今シーズンの40.2%という自己ベストの3ポイント成功率と平均3.5アシストがその証です。

トランジションやペリメーターディフェンスには課題がありますが、これらはハーフコートで勝負するブーチェビッチのスタイルを考えれば想定内です。むしろ注目すべきは、35歳を迎えてもなお平均18点10リバウンドを超える数字を残し、進化を続けている点です。

ブーチェビッチの父ボリスラフは、1979年にKKボスナで欧州チャンピオンズカップを制した名選手でした。その血を引くブーチェビッチは、父がヨーロッパで活躍していた時代に生まれたスイスから海を渡り、NBAで2度のオールスター選出を果たしています。父は欧州の頂点、息子はNBAのオールスター。親子で異なる舞台を極めた一族の歴史を、ブーチェビッチは35歳となった今も更新し続けています。

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