With 31 pts & 11 reb tonight vs. Portland, Nikola Vucevic recorded his 200th double-double with the Bulls.
— Chicago Bulls (@chicagobulls) 2025年4月5日
Vooch is now tied with Scottie Pippen for 2nd in team history in double-doubles. pic.twitter.com/jOsTF5GCb1
ニコラ・ブーチェビッチはブルズの頼れる攻守の大黒柱です。
ペイントエリアでの多彩なシュートと卓越したリバウンド力を兼ね備えています。
14年目のベテランビッグマンの技をレーティングで紐解きましょう。
※掲載情報はすべて2026/1/24時点のもの
目次
プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出身地 | スイス・モルジュ |
| 生年月日 | 1990年10月24日(歳) |
| 身長 | 206 cm / 6'9" |
| 体重 | 118 kg / 260 lb |
| NBA経験 | 14年目 |
| オフェンスポジション | C |
| ディフェンスポジション | C |
| オフェンスロール | Versatile Big |
| ディフェンスロール | Mobile Big |
| ドラフト | 2011年 1巡目16位(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ) |
| 所属チーム | シカゴ・ブルズ |
2024-25シーズンスタッツ
| MIN | PTS | REB | AST | STL | BLK | FG% | 3P% | FT% | TS% |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 32.9 | 18.5 | 10.1 | 3.5 | 0.8 | 0.8 | 53.0 | 40.2 | 80.0 | 60.2 |
独自レーティング (version 1.0)
| 項目 | グレード |
|---|---|
| リムフィニッシュ | |
| ペイントエリア | |
| ミドルレンジ | |
| 3PT プルアップ | |
| 3PT C&S | |
| プレイメイキング | |
| 1対1 | |
| ポスト | |
| フリースロー | |
| オフボール | |
| トランジション | |
| 効率性 | |
| ペリメーターDF | |
| インテリアDF | |
| DFリバウンド | |
| OFリバウンド |
* ボリュームが十分ではないため参考値
- ボリュームが不足しているため評価対象外
強み
1. DFリバウンド(A)
ブーチェビッチの最大の武器はディフェンスリバウンドです。リバウンディングスキルと実際の獲得数がともにリーグ上位の水準にあり、相手チームに確実なセカンドチャンスを与えません。ゴール下でのポジション取りと判断力に優れ、相手の攻撃を一度で終わらせる堅実さを持っています。今シーズンも平均10.1リバウンドを記録しており、ダブルダブルの常連として安定した数字を残しています。
2. ペイントエリア(A)
ペイント内でのシュートスキルが光ります。特にフローターの精度はリーグ屈指の水準で、ビッグマンとしては珍しいタッチの柔らかさを持っています。ゴール下に密集するディフェンスをかわしながら、絶妙な軌道でボールをリングに沈める技術は長年の経験で磨かれたものです。ペイント内全体のシュートスキルもリーグ上位で、ゴール付近で多彩な得点オプションを持っています。
弱み
1. トランジション(G)
速攻での得点力は主要な役割外の領域です。走力やスピードを求められる場面では苦戦し、シュートスキル・シュートクリエイション・決定力のすべてがリーグ平均を大きく下回っています。ただし、これはブーチェビッチのプレイスタイルを考えれば自然なことで、彼の強みはハーフコートオフェンスにあります。
2. ペリメーターDF(E)
外角のディフェンスには課題があります。特にボールスクリーンのナビゲーション(スクリーンをかわす動き)は苦手としており、スピードのあるガードへの対応で後手に回ることがあります。一方、1対1のペリメーターディフェンス自体は平均的な水準を維持しており、相手との直接対決では極端に崩されることは少ないです。
まとめ
ニコラ・ブーチェビッチは、ペイントエリアでの多彩なシュートと堅実なリバウンドでブルズのオフェンスを支える14年目のベテランセンターです。A評価が2つ(ペイントエリア、DFリバウンド)という結果が示すように、伝統的なビッグマンとしての基礎能力が非常に高く、そこにキャッチ&シュートの3ポイント(B評価)やプレイメイキング(B評価)という現代的なスキルも加わっています。今シーズンの40.2%という自己ベストの3ポイント成功率と平均3.5アシストがその証です。
トランジションやペリメーターディフェンスには課題がありますが、これらはハーフコートで勝負するブーチェビッチのスタイルを考えれば想定内です。むしろ注目すべきは、35歳を迎えてもなお平均18点10リバウンドを超える数字を残し、進化を続けている点です。
ブーチェビッチの父ボリスラフは、1979年にKKボスナで欧州チャンピオンズカップを制した名選手でした。その血を引くブーチェビッチは、父がヨーロッパで活躍していた時代に生まれたスイスから海を渡り、NBAで2度のオールスター選出を果たしています。父は欧州の頂点、息子はNBAのオールスター。親子で異なる舞台を極めた一族の歴史を、ブーチェビッチは35歳となった今も更新し続けています。