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— Brooklyn Nets (@BrooklynNets) 2025年12月5日
マイケル・ポーター・ジュニアはネッツのエーススコアラーです。
208cmの長身から放つ3ポイントシュートはリーグ最高峰で、オフボールの動きでも突出しています。
ビッグサイズのエリートシューターの実力を見ていきましょう。
※掲載情報はすべて2026/1/14時点のもの
目次
プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出身地 | インディアナ州インディアナポリス |
| 生年月日 | 1998年6月29日(歳) |
| 身長 | 208 cm / 6'10" |
| 体重 | 98 kg / 218 lb |
| NBA経験年数 | 8年目 |
| オフェンスポジション | SF |
| ディフェンスポジション | SF |
| オフェンスロール | Off Screen Shooter |
| ディフェンスロール | Helper |
| ドラフト | 2018年 1巡目14位(デンバー・ナゲッツ) |
| 所属チーム | ブルックリン・ネッツ |
2025-26シーズンスタッツ
| MIN | PTS | REB | AST | STL | BLK | FG% | 3P% | FT% |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 33.1 | 25.9 | 7.5 | 3.4 | 1.1 | 0.2 | 49.1% | 40.4% | 83.8% |
独自レーティング (version 1.0)
| 項目 | グレード |
|---|---|
| リムフィニッシュ | |
| ペイントエリア | |
| ミドルレンジ | |
| 3PT プルアップ | |
| 3PT C&S | |
| プレイメイキング | |
| 1対1 | |
| ポスト | |
| フリースロー | |
| オフボール | |
| トランジション | |
| 効率性 | |
| ペリメーターDF | |
| インテリアDF | |
| DFリバウンド | |
| OFリバウンド |
強み
1. 3PT C&S(S)
マイケル・ポーター・ジュニアのキャッチ&シュートでの3ポイントシュートはリーグ最高峰です。パスを受けてからのリリースが速く、ディフェンダーがクローズアウトする前に打ち切る技術は圧巻の一言。208cmという長身から放たれるシュートは、守る側にとって手が届かない高さから飛んでくるため、たとえコンテストされても関係なく沈めてきます。味方がスクリーンをかけ、彼がその裏を走って抜け出した瞬間にパスが入れば、高確率で得点になります。相手ディフェンスは常に彼の位置を確認し続けなければならず、その「存在するだけで脅威になる」グラビティはリーグトップクラスです。
2. 3PT プルアップ(S)
キャッチ&シュートだけでなく、ドリブルからのプルアップ3ポイントも最高レベル。ハンドオフやピック&ロールでボールを受け、自らドリブルを突いてからステップバックで放つシュートの精度は驚異的です。多くのシューターがキャッチ&シュートかプルアップのどちらかに偏る中、彼は両方でS評価という稀有な存在。これはディフェンスにとって悪夢で、「パスを出させないようにタイトに守る」という対策も、彼がプルアップで打てるため通用しません。どこからでも、どんな形でも沈めてくる選手を守り切ることは不可能に近いです。
3. オフボール(S)
ボールを持っていない時の動きでリーグ最高レベルの貢献を見せます。スクリーンを使った動き出し、カットのタイミング、そしてディフェンダーを引き付ける力のすべてが超一流。特にオフスクリーンからの得点影響はリーグ1位を誇り、ネッツのオフェンスシステムの核となっています。彼がフロアにいるだけでディフェンスは彼をフリーにできず、その結果として味方にスペースが生まれます。ボールを持たなくても得点に直結するプレーができる、まさに現代NBAが求めるオフボールプレーヤーの理想形と言えます。
4. DFリバウンド(A)
208cmの長身を活かしたディフェンスリバウンドはリーグトップクラスです。1試合平均7.5リバウンドのうち大部分をディフェンス面で稼いでおり、ボードへの嗅覚とポジショニングの巧みさが光ります。リバウンドを確保する技術とそこに飛び込むタイミングの両方で高い数値を示しており、ウイングながらビッグマン顔負けの貢献度。相手のセカンドチャンスを潰し、速攻の起点となれる能力は、オフェンス特化型と思われがちな彼の意外な一面です。
弱み
1. インテリアDF(E)
インサイドでのディフェンスは明確な課題です。リムプロテクト能力やヘルプディフェンスの判断・効果が平均を下回っており、ペイント内に侵入してきた相手を止める抑止力は限定的。特にヘルプの判断とその効果の面で低い評価となっています。ただし、彼の本来の役割はウイングでのオフェンス貢献であり、インテリアDFはチームのビッグマンがカバーすることが前提となります。オフェンスでの圧倒的な貢献を考えれば、この弱点はチーム全体でフォローする価値があると言えるでしょう。
まとめ
マイケル・ポーター・ジュニアは、現代NBAにおいて最も希少な存在である「ビッグサイズのエリートシューター」を体現する選手です。208cmという長身からリーグ最高レベルの3ポイントシュートを放ち、キャッチ&シュートとプルアップの両方でS評価という圧倒的なシュート力は、同じサイズの選手では類を見ません。
2018年のドラフトでは腰の怪我の影響で14位まで順位を落としましたが、デンバー・ナゲッツでの6シーズンで才能を開花させ、2022-23シーズンにはNBA優勝も経験。今シーズンからネッツに移籍し、チームのエーススコアラーとして平均25.9得点を記録しています。
オフェンスでは3PT全般とオフボールでS評価を獲得し、さらにリムフィニッシュ、ミドルレンジ、1対1、ポスト、効率性でA評価。DFリバウンドでもA評価と、16項目中9項目でA以上という総合力の高さは、彼がリーグでも屈指のスコアラーであることを示しています。
インテリアDFという弱点はあるものの、それを補って余りあるオフェンス面での貢献度。今シーズンのキャリアハイに近いパフォーマンスは、彼がリーグ屈指のスコアラーであることを証明しています。
そのシュートの才能は、バスケットボール一家の血統によるものかもしれません。母親のリサは高校時代に1試合平均58.7点を記録した伝説的スコアラーで、アイオワ大学ではBig Ten Freshman of the Yearに輝きました。父のマイケル・シニアもニューオーリンズ大学でプレーした元選手です。7人の兄弟全員がバスケットボールをプレーする家庭で育ったポーターは「バスケの才能は母親から受け継いだ」と語っています。
27歳を迎え、キャリアのピークに差し掛かったポーター。健康を維持できれば、母親から受け継いだその得点力で、リーグを代表するスコアラーへの道を歩み続けるでしょう。