KJ is now fifth all-time in Spurs bench points 👏 pic.twitter.com/3oaRoghI7E
— San Antonio Spurs (@spurs) 2026年1月7日
ケルドン・ジョンソンはスパーズのベンチから輝く6thマン。
リムフィニッシュとリバウンドでチームを支え、圧倒的な効率性を誇ります。
7年目を迎えた「Big Body」の強みをデータで紐解きます。
※掲載情報はすべて2026/1/18時点のもの
目次
プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出身地 | バージニア州チェスターフィールド |
| 生年月日 | 1999年10月11日(歳) |
| 身長 | 198 cm / 6'6" |
| 体重 | 99 kg / 220 lb |
| NBA経験 | 7年目 |
| オフェンスポジション | SF |
| ディフェンスポジション | SG |
| オフェンスロール | Movement Shooter |
| ディフェンスロール | Helper |
| ドラフト | 2019年 1巡目29位(サンアントニオ・スパーズ) |
| 所属チーム | サンアントニオ・スパーズ |
2025-26シーズンスタッツ
| MIN | PTS | REB | AST | STL | BLK | FG% | 3P% | FT% | TS% |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 23.7 | 13.6 | 6.2 | 1.3 | 0.7 | 0.1 | 56.3 | 42.0 | 78.1 | 67.1 |
独自レーティング (version 1.0)
| 項目 | グレード |
|---|---|
| リムフィニッシュ | |
| ペイントエリア | |
| ミドルレンジ | |
| 3PT プルアップ | |
| 3PT C&S | |
| プレイメイキング | |
| 1対1 | |
| ポスト | |
| フリースロー | |
| オフボール | |
| トランジション | |
| 効率性 | |
| ペリメーターDF | |
| インテリアDF | |
| DFリバウンド | |
| OFリバウンド |
* ボリュームが十分ではないため参考値
強み
1. 効率性(A)
今季のジョンソンを語る上で外せないのが、リーグトップクラスの効率性です。TS%(真の得点効率)67.1%という数字は、セカンドユニットの選手としては驚異的な水準にあります。
この効率性の高さは、彼の厳格なショットセレクションから生まれています。22-23シーズンには平均22.0得点を記録しチームのエース格を担いましたが、その後はチーム構成の変化に伴いベンチからの出場が増え、得点責任も軽減されました。今季は「良いショットだけを打つ」という役割に徹し、使用率は下がりましたが得点効率は大幅に向上しました。役割の変化に適応し、自分の仕事を最大限に遂行する姿勢が数字に表れています。
2. リムフィニッシュ(A)
リム周辺でのフィニッシュ能力は、ジョンソンの代名詞とも言える武器です。ドライブからリムへのアタック、コンタクトを受けながらのフィニッシュなど、あらゆる状況でゴールに結びつける力を持っています。
「Big Body」というニックネームは、彼がサマーリーグ時代にゴール下で力強くフィニッシュしながら叫んだ言葉が由来です。198cmという身長ながら、ビッグマンのようなフィジカルを活かしてペイント内で存在感を発揮します。リムでのシュート成功率は69%を超え、コンタクトフィニッシュ率も高水準を維持しています。
3. ポスト(A)
ウイングでありながらポストプレイでもリーグ上位の評価を獲得しています。ポストアップの頻度はウイングとしては高く、実際に使われる場面が多い武器です。
ファウルを引き出す能力も優れており、ポストからフリースローを獲得する場面も見られます。インサイドでの得点オプションの多さが、彼のスコアリングに幅を持たせています。
4. リバウンド(攻守ともにA)
攻守両面でリーグ上位のリバウンド能力を持っています。198cmのウイングでありながら、6.2本のリバウンドを記録しているのは、彼のリバウンドへの嗅覚と身体の強さを示しています。
特にオフェンスリバウンドでは、ゴールに飛び込む積極性が際立っています。プットバック(オフェンスリバウンドからの得点)も高水準で、セカンドチャンスを確実に得点に結びつけます。ディフェンス面でも、リバウンドを確保して速攻の起点となる場面が多く見られます。ウイングとしてはトップクラスのボード支配力です。
弱み
1. インテリアDF(F)
ヘルプディフェンスの判断と実行力に課題があります。ペイント内でのポジショニングやローテーションのタイミングで後手に回る場面が目立ち、相手に楽なシュートを許すことがあります。
リムプロテクション自体は平均的な水準ですが、チームディフェンスの中での連携面、特にヘルプに出るタイミングやカバーリングの判断で改善の余地があります。ただし、彼の主な守備対象はウイングプレイヤーであり、インサイドでの守備は本来の役割ではありません。スパーズにはウェンバンヤマというリーグ屈指のリムプロテクターがいるため、チームとしてはカバーできる部分です。
まとめ
ケルドン・ジョンソンは、スパーズで7年目を迎え、チーム最長在籍選手として若いチームを支えるベテランです。かつてはチームのエースとして奮闘し、現在はベンチから出てきて効率的に得点とリバウンドで貢献する6thマンへと役割を変えました。
7つのA評価が示すように、彼は多くの分野でリーグ上位の能力を持っています。特に今季の効率性は、役割に徹することで生まれた結果であり、チームプレイヤーとしての成熟を示しています。シックスマン・オブ・ザ・イヤー候補としても名前が挙がるのは当然でしょう。昨季はベンチからの得点でマヌ・ジノビリが2007-08シーズンに記録した927得点を上回り、スパーズ史上最多記録を更新しました。「Big Body」の愛称で親しまれる彼は、その名の通りフィジカルと闘志でチームに貢献し続けています。