THAT’S GAME (and a career-high points & 3-pointers made for JT). #LetEmKnow pic.twitter.com/wrJEAUhEYl
— Cleveland Cavaliers (@cavs) 2026年1月17日
ジェイロン・タイソンはキャバリアーズの成長株のウイングです。
キャッチ&シュートの3PTはS評価、オフェンスリバウンドでもA評価を獲得しています。
2年目にしてスターター争いに加わる新鋭の実力を見ていきます。
※掲載情報はすべて2026/1/20時点のもの
目次
プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出身地 | テキサス州アレン |
| 生年月日 | 2002年12月2日(歳) |
| 身長 | 198 cm / 6'6" |
| 体重 | 97 kg / 215 lb |
| NBA経験年数 | 2年目 |
| オフェンスポジション | SG |
| ディフェンスポジション | SG |
| オフェンスロール | Movement Shooter |
| ディフェンスロール | Chaser |
| ドラフト | 2024年 1巡目20位(クリーブランド・キャバリアーズ) |
| 所属チーム | クリーブランド・キャバリアーズ |
2025-26シーズンスタッツ
| MIN | PTS | REB | AST | STL | BLK | FG% | 3P% | FT% | TS% |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 27.4 | 13.5 | 5.4 | 2.1 | 1.0 | 0.5 | 52.2% | 47.3% | 75.4% | 62.5% |
独自レーティング (version 1.0)
| 項目 | グレード |
|---|---|
| リムフィニッシュ | |
| ペイントエリア | |
| ミドルレンジ | |
| 3PT プルアップ | |
| 3PT C&S | |
| プレイメイキング | |
| 1対1 | |
| ポスト | |
| フリースロー | |
| オフボール | |
| トランジション | |
| 効率性 | |
| ペリメーターDF | |
| インテリアDF | |
| DFリバウンド | |
| OFリバウンド |
* ボリュームが十分ではないため参考値
- ボリュームが不足しているため評価対象外
強み
1. 3PT C&S(S)
ジェイロン・タイソンの最大の武器は、キャッチ&シュートの3PTです。シーズン3PT成功率47.3%という驚異的な数字が示すとおり、パスを受けてからのシュートはリーグ最高峰の精度を誇ります。特にボールを受けてからのリリースが速く、ディフェンダーがクローズアウトする前にシュートを放つことができます。キャバリアーズにはドノバン・ミッチェルやダリアス・ガーランドといったボールハンドラーが揃っており、タイソンはオフボールで動き回りながらパスを受けて決めるという理想的な役割を担っています。コーナーやウイングでのキャッチ&シュートはどこから打っても高確率であり、チームオフェンスにおいて貴重なスペーシング要員となっています。
2. OFリバウンド(A)
ウイングの選手としては珍しく、オフェンスリバウンドでA評価を獲得しています。198cmという身長ながらリバウンドへの嗅覚が鋭く、味方のシュートミスをセカンドチャンスに繋げる能力に長けています。リバウンドを自ら取りに行く積極性が非常に高く、ビッグマン顔負けのボードへの飛び込みを見せます。1試合平均5.4リバウンドはウイングとしては上位に位置し、その内訳にはオフェンスリバウンドからのプットバックも含まれています。キャッチ&シュートで外から決めるだけでなく、ゴール下でも存在感を示せる点は彼の大きな付加価値です。
その他の攻撃面での貢献
ペイントエリアでのシュートはB評価を獲得しており、特にフローターの精度が高水準です。効率性もB評価で、限られた役割の中で堅実にポイントを積み重ねています。
その他の守備面での貢献
ペリメーターDFはB評価で、特に1対1の守備とオフボールでのチェイス守備に秀でています。相手のシューターをスクリーン越しに追いかけ続ける粘り強さがあり、チームディフェンスの中で重要な役割を果たしています。守備範囲も広く、ポジション1から4までの選手を守ることができる汎用性を持っています。
弱み
1. リムフィニッシュ(E)
リムフィニッシュはE評価となっており、ゴール近くでのシュート精度に課題があります。ドライブは頻度が少ないものの、オフェンスリバウンドからのプットバックやカットプレーでリムに向かう機会は多くあります。しかし、リムでシュートを決め切る精度が低く、せっかくのセカンドチャンスを活かし切れていない面があります。ただし、彼の主武器は3ポイントシュートであり、リムでのフィニッシュは主要な得点パターンではありません。2年目の選手としては、フィジカルの強化や角度の使い方を覚えることで改善が期待できる分野です。
2. ミドルレンジ(E)
ミドルレンジシュートもE評価で、ペイント外からの中距離シュートは課題となっています。キャッチ&シュートの3PTでは圧倒的な精度を誇る一方、ミドルレンジでは精度が落ちてしまいます。ただし、彼のプレースタイルはMovement Shooterであり、本来の得点パターンは動き回りながらの3ポイントシュートです。ミドルレンジを積極的に使う場面は限られており、チームオフェンスの中での役割を考えれば大きな問題とはなっていません。キャッチ&シュートの3PTという明確な武器があるからこそ、無理にミドルレンジを打つ必要がないとも言えます。
まとめ
ジェイロン・タイソンは、キャッチ&シュートの3PTでS評価を獲得したスペシャリストです。47.3%という3PT成功率は全NBA選手の中でもトップクラスに位置し、ドノバン・ミッチェルやダリアス・ガーランドのボールハンドリングを活かすための理想的なパートナーとなっています。さらにオフェンスリバウンドでA評価を獲得している点も見逃せません。シューターでありながらリバウンドでも貢献できる選手は珍しく、この二刀流がキャバリアーズに独自の強みをもたらしています。
守備面でもペリメーターDFでB評価を獲得しており、オフボールでのチェイス守備や1対1の対応で堅実なプレーを見せています。怪我人が相次いだキャバリアーズにおいて、タイソンは2年目にしてスターター争いに名乗りを上げる存在となりました。
タイソンの家族はフットボール一家です。父ジョンはフロリダA&M大でプレーし、兄ベロンはサウスアラバマ大でフットボールを経験、弟ジョーディンは今年のNFLドラフト1巡目候補として注目されています。その中でタイソンだけがバスケットボールの道を選びました。大学時代には2度の転校も経験しましたが、最終学年でオールPac-12ファーストチームに選出。一族の中で異なる道を歩む忍耐力と適応力が、NBAでも発揮されています。キャバリアーズというチャンピオンシップを狙うチームの中で、彼はシューターとして欠かせないピースになりつつあります。