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ジェイ・ハフ (Jay Huff) - 遅咲きの空の番人 - ※2025-26途中データ

ジェイ・ハフはペイサーズのリムを守るセンターです。
ブロックと3PTシュートを武器に、守備でも攻撃でも存在感を放ちます。
アンドラフトからブロック王へ。その軌跡をデータで追います。

※掲載情報はすべて2026/1/18時点のもの

目次

プロフィール

項目 内容
出身地 ノースカロライナ州ダラム
生年月日 1997年8月25日(歳)
身長 216 cm / 7'1"
体重 108 kg / 240 lb
NBA経験 5年目
オフェンスポジション C
ディフェンスポジション C
オフェンスロール Stretch Big
ディフェンスロール Mobile Big
ドラフト アンドラフト(2021年 ロサンゼルス・レイカーズ)
所属チーム インディアナ・ペイサーズ

2025-26シーズンスタッツ

MIN PTS REB AST STL BLK FG% 3P% FT% TS%
20.0 8.7 3.8 1.3 0.4 2.1 46.9% 31.7% 83.3% 57.1%

独自レーティング (version 1.0)

項目 グレード
リムフィニッシュ D 44
ペイントエリア E 33
ミドルレンジ E 38
3PT プルアップ C 57
3PT C&S D 53
プレイメイキング F 18
1対1 -
ポスト B 79
フリースロー *C 60
オフボール D 48
トランジション D 43
効率性 B 71
ペリメーターDF E 25
インテリアDF S 96
DFリバウンド D 44
OFリバウンド D 53

* ボリュームが十分ではないため参考値
- ボリュームが不足しているため評価対象外

強み

1. インテリアDF(S)

ジェイ・ハフの最大の武器は、リーグ最高峰のリムプロテクションです。2025-26シーズン、1試合あたり2.1ブロックを記録し、NBAブロック王を狙える位置につけています。216cmの長身と長いウイングスパンを活かし、リム周辺でのシュートを次々と叩き落とします。

単にブロック数が多いだけではありません。リムコンテスト数、ブロック成功率、ヘルプディフェンスの判断力、すべてにおいてリーグ上位の数値を誇ります。相手がペイント内でシュートを打とうとするたびに、ハフの長い腕が待ち構えています。

また、スクリーナーに対するディフェンスもトップクラスです。ピック&ロールに対して機動力を持って対応できるため、相手のオフェンスパターンを制限する効果があります。インテリアでの存在感はチームのディフェンスの柱となっています。

その他のオフェンス面での貢献

ハフはStretch Bigとして、3PTシュートでフロアを広げる役割も担っています。3PT試投率はリーグ上位で、センターとしては高い頻度で外からシュートを放ちます。決定率こそ31.7%と発展途上ですが、相手ディフェンスを引き出す効果があります。

ポストプレーでもB評価を獲得しており、背中を向けてのプレーで効率よく得点できます。ファウルを引き出す能力も高く、多彩な攻撃オプションを持っています。オフボールでの動きからの得点効率も高く、カットプレーやスクリーン後のダイブで着実に得点を重ねます。

弱み

ハフには主要な役割において明確な弱点は見当たりません。ペイントエリアやミドルレンジでの低評価は、Stretch Bigとして外からのシュートを主体とするプレースタイルの結果です。プレイメイキングやペリメーターDFでの低評価も、センターとして本来求められる領域ではありません。

ただし、ボールスクリーンへの対応力には改善の余地があります。Mobile Bigとしてペリメーターにスイッチアウトする場面では、ガードについていくスピードが課題となることがあります。これはリムプロテクターとしての長所とのトレードオフであり、彼の主要な役割はあくまでペイント内でのディフェンスです。

まとめ

ジェイ・ハフは、リーグ最高峰のリムプロテクションを武器にするセンターです。2021年のアンドラフトからGリーグを経て、2023年にはGリーグ年間最優秀守備選手に選ばれました。複数のチームを渡り歩いた末、2025年夏にペイサーズへトレードされ、ついに定位置を掴みました。

ブロックと3PTシュートを両立する「ストレッチファイブ」として、現代バスケットボールが求めるセンター像を体現しています。攻守両面でフロアを広げる能力を持ち、ペイサーズのアップテンポなバスケットボールとの相性も抜群です。

ノースカロライナ州ダラム出身のハフは、地元のUNCではなくバージニア大学を選びました。「長期的な成長を見据えてくれたトニー・ベネットのシステムが合っていた」と振り返っています。その選択は正しく、バージニアでは2019年のNCAAチャンピオンに貢献。大学ではFG%歴代1位、ブロック歴代2位という記録を残しました。27歳にしてNBAブロック王を狙える位置まで上り詰めた今、遅咲きのキャリアは最高潮を迎えています。

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