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イマニュエル・クイックリー (Immanuel Quickley) - 浮き球の魔術師 - ※2025-26途中データ

イマニュエル・クイックリーはラプターズの主力ポイントガードです。
ペイントエリアでのシュートとオフボールムーブメント、そしてペリメーターディフェンスでA評価を獲得しています。
3つのA評価が示す多彩な貢献を見ていきましょう。

※掲載情報はすべて2026/1/30時点のもの

目次

プロフィール

項目 内容
出身地 メリーランド州ハブレ・ド・グレイス
生年月日 1999年6月17日(歳)
身長 188 cm / 6'2"
体重 86 kg / 190 lb
NBA経験 6年目
オフェンスポジション PG
ディフェンスポジション SG
オフェンスロール Primary Ball Handler
ディフェンスロール Point of Attack
ドラフト 2020年 1巡目25位(オクラホマシティ・サンダー)
所属チーム トロント・ラプターズ

シーズンスタッツ

MIN PTS REB AST STL BLK FG% 3P% FT% TS%
32.5 16.9 4.4 6.1 1.2 0.1 43.9% 36.9% 81.2% 56.8%

独自レーティング (version 1.0)

項目 グレード
リムフィニッシュ *D 47
ペイントエリア A 93
ミドルレンジ B 84
3PT プルアップ D 52
3PT C&S B 77
プレイメイキング B 75
1対1 G 1
ポスト -
フリースロー B 70
オフボール A 90
トランジション C 60
効率性 D 45
ペリメーターDF A 86
インテリアDF E 36
DFリバウンド C 61
OFリバウンド E 26

* ボリュームが十分ではないため参考値
- ボリュームが不足しているため評価対象外

強み

1. ペイントエリア(A)

クイックリーの最大の武器はペイントエリアでのシュート技術です。特にフローターの精度はリーグトップクラスで、ディフェンダーの頭上を越える柔らかいタッチは彼のトレードマークとなっています。ダルコ・ラヤコビッチHCも「フローターを打つことで、ビッグマンがコンテストに出てくる。それによってロールマンへのレーンが空く」と語るように、このシュートはチームオフェンスの起点にもなっています。ペイント内でのプルアップジャンパーも含めた全般的なペイントシュート技術がリーグ上位にあり、4〜14フィートの距離でニックス時代には50.5%という高い成功率を記録していました。

2. オフボール(A)

ボールを持っていない時間帯の動きでもA評価を獲得しています。ディフェンダーを引き付ける力がリーグ上位にあり、スクリーンを使った動きやカットで効率的に得点を生み出しています。オフスクリーンからの得点インパクトはリーグトップクラスであり、Primary Ball Handlerでありながらオフボールでも貢献できるのは大きな強みです。

3. ペリメーターDF(A)

クイックリーはペリメーターディフェンスでもA評価を獲得しています。特にスクリーンを回避する能力とオフボールの動きを追跡する守備がリーグトップクラスです。アグレッシブにボールハンドラーにプレッシャーをかけるPoint of Attackとして機能しており、チームのディフェンスに貢献しています。

弱み

1. 1対1(G)

アイソレーションでの得点効率はリーグ最下位クラスとなっています。フローターやピック&ロールからの攻撃では輝くクイックリーですが、1対1の場面では相手を抜き去るスピードや、マークを振り切るクロスオーバーなどの技術で苦労しています。ただし、彼のプレースタイルはピック&ロールやオフボールムーブメントを多用するものであり、アイソレーションに頼らない形でオフェンスを組み立てることができています。

2. OFリバウンド(E)

オフェンスリバウンドの貢献度はリーグ平均を下回っています。ガードとしての体格を考えれば当然の結果であり、オフェンスリバウンドはチームメイトのビッグマンに任せる形になります。クイックリーの役割はリバウンドよりもシュートやパスでの貢献にあるため、大きな課題とはなっていません。

まとめ

クイックリーはラプターズの攻守を支えるコンボガードです。リーグトップクラスのフローターを武器に、ペイントエリアで効率的に得点を重ねることができます。さらにオフボールでの動きとペリメーターディフェンスでもA評価を獲得しており、ボールを持っている時も持っていない時もチームに貢献できる選手です。

スコッティ・バーンズ、RJ・バレット、ブランドン・イングラムと共にラプターズの主力として期待されており、2024年オフには5年1億6200万ドルの契約延長を結びました。2026年1月にはウォリアーズ戦で40得点を記録し、11/13のフィールドゴール成功という史上最も効率的な40得点試合としてNBA史に名を刻みました。この試合では40得点以上、10アシスト以上、3ポイント5本以上を達成しながらFG成功率80%以上という記録を残した史上初の選手となっています。

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