HALFTIME: Kings lead at the break, 56-42.
— Sacramento Kings (@SacramentoKings) 2026年1月15日
👑 DeMar DeRozan: 15 PTS, 4 REB
👑 Zach LaVine: 13 PTS, 4 REB
👑 Precious Achiuwa: 10 PTS, 6 REB pic.twitter.com/nTcQ1FcYNd
デマー・デローザンはサクラメント・キングスのスコアラーです。
ミドルレンジ、ポスト、1対1、ペイントエリアで4つのS評価を獲得しています。
36歳の匠が見せる芸術的なスコアリングとは。
※掲載情報はすべて2026/1/15時点のもの
目次
プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出身地 | カリフォルニア州コンプトン |
| 生年月日 | 1989年8月7日(歳) |
| 身長 | 198 cm / 6'6" |
| 体重 | 99 kg / 220 lb |
| NBA経験年数 | 17年目 |
| オフェンスポジション | PF |
| ディフェンスポジション | PF |
| オフェンスロール | Shot Creator |
| ディフェンスロール | Helper |
| ドラフト | 2009年 1巡目9位(トロント・ラプターズ) |
| 所属チーム | サクラメント・キングス |
2025-26シーズンスタッツ
| MIN | PTS | REB | AST | STL | BLK | FG% | 3P% | FT% |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 33.5 | 19.1 | 3.4 | 3.9 | 1.4 | 0.2 | 50.8% | 36.0% | 87.9% |
独自レーティング (version 1.0)
| 項目 | グレード |
|---|---|
| リムフィニッシュ | |
| ペイントエリア | |
| ミドルレンジ | |
| 3PT プルアップ | |
| 3PT C&S | |
| プレイメイキング | |
| 1対1 | |
| ポスト | |
| フリースロー | |
| オフボール | |
| トランジション | |
| 効率性 | |
| ペリメーターDF | |
| インテリアDF | |
| DFリバウンド | |
| OFリバウンド |
* ボリュームが十分ではないため参考値
強み
1. ミドルレンジ(S)
デローザンの代名詞といえば、やはりミッドレンジシュートです。現代NBAでは3ポイントシュートが全盛ですが、デローザンはペイントの外からのジャンパーでリーグトップクラスの精度を誇ります。フェイダウェイ、ターンアラウンド、プルアップと多彩なバリエーションを持ち、どのような形からでも高確率でシュートを沈めます。シュートを打つ機会を作り出す能力も、実際に決め切る精度も、ともにリーグ最高水準です。
2. ポスト(S)
ミッドレンジに加えて、ポストアップからの得点能力も圧倒的です。ガード・フォワードとしてはNBA屈指のポストゲームを持ち、ローポストでボールをもらってからの選択肢が豊富です。フェイダウェイやフック、ターンアラウンドジャンパーなど、多様なフィニッシュパターンを駆使します。フリースロー獲得率もリーグトップクラスで、ファウルを引き出す技術も卓越しています。
3. 1対1(S)
アイソレーションでの得点能力はリーグ最高峰に位置しています。緩急を駆使したドリブルと絶妙な間合いの取り方で、1対1の状況から高確率で得点を奪います。ターンオーバーも少なく、安定してチームに得点をもたらすことができます。シュートを決め切る力、ディフェンダーを出し抜く技術、いずれも傑出した水準です。
4. ペイントエリア(S)
ミドルレンジだけでなく、ペイント内でのシュート全般も高評価です。フローターの精度が非常に高く、ペイント内で多彩なフィニッシュを見せます。ドライブからリムへ向かう途中でのフローターは、ビッグマンのブロックを避けながらも高確率で決めることができます。
弱み
1. ペリメーターDF(F)
オフェンス面では圧倒的な能力を発揮するデローザンですが、ディフェンス面では課題を抱えています。特にスクリーンへの対応が苦手で、ボールスクリーンナビゲーション(スクリーンを避けてボールマンを追いかける動き)の評価はリーグでも低い水準です。1対1の守備やオフボールでのチェイスにおいても平均以下の評価となっています。
2. インテリアDF(F)
リムプロテクションやヘルプディフェンスも課題です。ポジション的にビッグマンのようなリムプロテクターとしての役割は求められませんが、ヘルプディフェンスでの判断や効果的なポジショニングには改善の余地があります。チームとしてディフェンス面をカバーする必要があるでしょう。
まとめ
デマー・デローザンは、現代NBAでは希少な「ミドルレンジの達人」です。17年目のベテランながら、ミッドレンジ、ポスト、アイソレーションといった伝統的なスキルでリーグトップクラスの能力を維持しています。
3ポイントシュートに頼らない独自のスタイルは、現代バスケットボールにおいて逆に際立った存在感を放っています。プレイメイキング能力やフリースローの安定感も高く、オフェンス面での総合力は申し分ありません。
一方でディフェンス面での貢献には限界があり、キングスとしては他の選手でその穴を埋める必要があります。しかし、ベテランとしての経験と卓越した得点力は、チームにとって大きな武器です。
コート外でもデローザンは大きな影響を与えています。2018年2月、彼は自身の鬱について率直にSNSで語りました。プロスポーツ界でメンタルヘルスがタブー視されていた時代に、現役トップ選手がその声を上げたことは画期的でした。この告白はリーグ全体の議論を加速させ、その後NBAは各チームにメンタルヘルスの専門家を配置することや緊急時の対応プランを整備するなど、体制強化の指針を拡充しています。「メンタルヘルスの偏見を変えた人として記憶されたい」と語るデローザン。36歳を迎えてなお衰えを見せないスコアリング技術は、まさに「匠」と呼ぶにふさわしいものです。