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— Phoenix Suns (@Suns) 2025年11月22日
コリン・ギレスピーはサンズのスターターとしてブレイク中のガードです。
リーグ最高峰のキャッチ&シュート3PTと高いプレイメイキング力を兼ね備えています。
アンドラフトから這い上がった26歳の軌跡を追います。
※掲載情報はすべて2026/1/21時点のもの
目次
プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出身地 | ペンシルベニア州ハンティングドンバレー |
| 生年月日 | 1999年6月25日(歳) |
| 身長 | 185 cm / 6'1" |
| 体重 | 88 kg / 195 lb |
| NBA経験 | 4年目 |
| オフェンスポジション | PG |
| ディフェンスポジション | SG |
| オフェンスロール | Primary Ball Handler |
| ディフェンスロール | Point of Attack |
| ドラフト | アンドラフト(2022年 デンバー・ナゲッツ) |
| 所属チーム | フェニックス・サンズ |
2025-26シーズンスタッツ
| MIN | PTS | REB | AST | STL | BLK | FG% | 3P% | FT% | TS% |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 28.1 | 13.4 | 4.1 | 4.8 | 1.4 | 0.3 | 44.3% | 42.2% | 84.5% | 58.2% |
独自レーティング (version 1.0)
| 項目 | グレード |
|---|---|
| リムフィニッシュ | |
| ペイントエリア | |
| ミドルレンジ | |
| 3PT プルアップ | |
| 3PT C&S | |
| プレイメイキング | |
| 1対1 | |
| ポスト | |
| フリースロー | |
| オフボール | |
| トランジション | |
| 効率性 | |
| ペリメーターDF | |
| インテリアDF | |
| DFリバウンド | |
| OFリバウンド |
* ボリュームが十分ではないため参考値
- ボリュームが不足しているため評価対象外
強み
1. 3PT C&S(S)
ギレスピーの最大の武器はキャッチ&シュートの3PTです。シュートの精度、決め切る力ともにリーグ最高水準であり、今季のキャッチ&シュート3PT成功率は約50%に達しています。フリーになればほぼ外さないレベルの安定感を誇り、ボールを持っていない状態でもディフェンダーを引き付ける力は傑出しています。コーナーからでもトップからでも、さらにはディープレンジからでも高確率で沈めることができるため、チームメイトにとっては非常に頼もしいスペーサーです。Primary Ball Handlerでありながらこれほどのキャッチ&シュート能力を持つことは、彼の価値をさらに高めています。
2. プレイメイキング(A)
3PTだけでなく、味方を活かすパス能力も一流です。パスでチャンスを作り出す量・質ともに高水準で、ピック&ロールからの展開やリムへのアシストも巧みにこなします。ドリブルで切り込みながらキックアウトする判断力に優れ、ドライブからのパスアウト率はリーグ上位に位置します。シュートとパスの両方で脅威になれるため、ディフェンスは的を絞りにくく、それがチーム全体のオフェンス効率向上に貢献しています。
弱み
ギレスピーにはE評価以下の明確な弱点がありません。D評価となっている項目(リムフィニッシュ、ペイントエリア、オフボール、インテリアDF)はいずれもガードとしての役割やプレースタイルを考慮すると、大きな課題とは言えないものです。
たとえばリムフィニッシュやペイントエリアのスコアリングは、185cmという身長を考えれば無理にリムで勝負するよりも、得意の3PTやプルアップジャンパーを選択するほうが合理的です。実際、彼の3PTアテンプト率は64.7%と高く、意図的に自分の強みを活かす選択をしています。オフボールの項目についても、ボールを持っていない状態でディフェンダーを引き付ける力は非常に高く、オフボールでのスコアリング自体が少ないのは役割分担の結果です。インテリアDFもガードには本来求められない領域であり、ペリメーターディフェンスではスクリーンへの対応やオフボールでのチェイスで堅実な働きを見せています。
まとめ
コリン・ギレスピーは、アンドラフトという逆境から這い上がり、今やサンズのスターターとして存在感を放つガードです。リーグ最高峰のキャッチ&シュート3PTと高いプレイメイキング力を武器に、攻守両面でチームに貢献しています。
彼の道のりは決して平坦ではありませんでした。ビラノバ大学ではジェイ・ライトHCの下で5年間を過ごし、当初はレッドシャツ予定だったものの「プレーが年齢以上だった」と即戦力として起用されました。Big Eastプレイヤー・オブ・ザ・イヤーを2度受賞し、2022年にはボブ・クーシー賞(最優秀PG)を獲得するなど、カレッジバスケットボール界で輝かしい実績を残しました。それでも2022年のNBAドラフトでは指名されず、デンバー・ナゲッツとtwo-way契約を結んだ直後、ピックアップゲームで脚を骨折。NBA入り初年度はプレーできないまま終わりましたが、ナゲッツは彼との契約を維持し、2023年の優勝に帯同する形でリングを手にしました。
G Leagueでのコーチを務めたアンドレ・ミラーは「彼は競争心の塊だ。ドッグだ。バスケットボールを楽しむ男で、常に肩にチップを背負ってプレーする」と評しています。2024年にサンズと契約し、今季ついにスターターの座を掴んだギレスピー。26歳の叩き上げがどこまで羽ばたくか、注目に値するシーズンが続いています。