Movin’ up the boards 📈
— LA Clippers (@LAClippers) 2026年1月7日
With his 2,087th career block, Brook Lopez surpassed Manute Bol for 16th on the @NBA's all-time blocks list!@CoorsLight | #ClipperNation pic.twitter.com/4EiD8AEcid
ブルック・ロペスはクリッパーズのリムを守るベテランセンターです。
37歳にしてリーグ屈指のリムプロテクションと3PTを両立します。
唯一無二のスキルセットをデータで掘り下げていきます。
※掲載情報はすべて2026/1/18時点のもの
目次
プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出身地 | カリフォルニア州ノースハリウッド |
| 生年月日 | 1988年4月1日(歳) |
| 身長 | 216 cm / 7'1" |
| 体重 | 127 kg / 282 lb |
| NBA経験 | 18年目 |
| オフェンスポジション | C |
| ディフェンスポジション | C |
| オフェンスロール | Versatile Big |
| ディフェンスロール | Mobile Big |
| ドラフト | 2008年 1巡目10位(ニュージャージー・ネッツ) |
| 所属チーム | ロサンゼルス・クリッパーズ |
2025-26 シーズンスタッツ
| MIN | PTS | REB | AST | STL | BLK | FG% | 3P% | FT% | TS% |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 17.0 | 6.4 | 2.6 | 0.9 | 0.4 | 0.9 | 36.1 | 33.8 | 83.3 | 51.0 |
独自レーティング(version 1.0)
| 項目 | グレード |
|---|---|
| リムフィニッシュ | |
| ペイントエリア | |
| ミドルレンジ | |
| 3PT プルアップ | |
| 3PT C&S | |
| プレイメイキング | |
| 1対1 | |
| ポスト | |
| フリースロー | |
| オフボール | |
| トランジション | |
| 効率性 | |
| ペリメーターDF | |
| インテリアDF | |
| DFリバウンド | |
| OFリバウンド |
* ボリュームが十分ではないため参考値
- ボリュームが不足しているため評価対象外
強み
1. インテリアDF(S)
ブルック・ロペスの代名詞であるリムプロテクションは、37歳となった今もリーグ屈指の水準を維持しています。リム周辺でのコンテストの質と量がともにトップクラスであり、ペイントに侵入してくる相手を高い確率でシュートミスに追い込みます。さらに、ヘルプディフェンスの判断と実行力も極めて優れており、味方がスクリーンで抜かれた場面やドライブで崩された場面でも的確にカバーに入ります。ドロップカバレッジを主体としながらも、相手のピック&ロールに対して最高レベルの対応力を発揮できるのがロペスの真価です。
2. ポスト(A)
ストレッチ5としての役割が中心となった現在でも、ポストアップでの得点力は健在です。ポストでボールを受けた際のシュート精度が非常に高く、ミスマッチを突いてペイント内でスコアする能力を保持しています。今季は出場時間の制限もあり機会自体は多くありませんが、与えられた場面では確実にシュートを沈めます。このポストアップの脅威があることで、単なるシューターではなく内外両面から攻められる「Versatile Big」としての価値を持っています。
その他の攻撃面での貢献
ロペスはキャッチ&シュートの3PTでB評価を獲得しており、今季もシュートの約7割を3PTが占めています。2025年12月にはブレイザーズ戦でキャリアハイの9本の3PTを決めて31得点を記録するなど、巨砲としての能力は衰えていません。NBA史上初となる「2000ブロック+1000本の3PT」を達成した唯一の選手であり、リムプロテクターとスペーサーという二つの役割を高いレベルで両立できるのはロペスだけです。
弱み
1. DFリバウンド(E)
ディフェンスリバウンドの評価はE評価にとどまっています。リバウンドを確保するためのポジション取りやボールへの反応といったスキル面では課題があり、センターとしては物足りない数字となっています。ただし、これはドロップカバレッジでリムプロテクションを優先していることの裏返しでもあります。実際のリバウンド数自体は平均的な水準を確保しており、チームとしてはロペスにリムを守ってもらい、リバウンドは他の選手がカバーする形で運用されています。
その他の低評価項目について
オフェンス面でプレイメイキング(F)やトランジション(F)が低評価となっていますが、これらはビッグマンとしての役割からすれば求められていない領域です。リムフィニッシュ(F*)やペイントエリア(E)も同様に、現在のプレースタイルでは3PTとポストが中心となるため、ペイント内での得点機会自体が限定的です。ペリメーターDF(E)もドロップカバレッジ担当としては当然の評価であり、弱みというよりは役割分担の結果と言えます。
まとめ
ブルック・ロペスは、18年目のシーズンを迎えてもなおリーグトップクラスのリムプロテクターであり続けています。インテリアDFでのS評価は、キャリアを通じて磨き上げてきたショットブロックとヘルプDFの集大成です。同時に3PTシューターとしても確かな存在感を放ち、「Splash Mountain(スプラッシュマウンテン)」の異名にふさわしいスキルセットを維持しています。
クリッパーズでは控えセンターとして、約17分の出場時間の中で質の高いディフェンスとスペーシングを提供しています。2021年にバックスで優勝リングを獲得した経験を持つベテランとして、プレーオフを見据えるチームにとって貴重な存在です。
ロペスは大のディズニーファンとしても知られています。世界中のディズニーランドを巡ることをライフワークとしており、双子の弟ロビン(元NBA選手)とともに何度も来日しています。また、アニメ・マンガにも造詣が深く、特に『スラムダンク』のファンとして知られています。2021年には弟ロビンとともに、スラムダンクのアシスタントアーティストTATSUZとコラボしてバスケットボールをテーマにしたマンガ『Transition Game』を制作しました。親日家としての一面も魅力的な選手です。