Ausar Thompson is one of just seven players in NBA history to post at least 1,300 points, 775 rebounds, 280 assists, 185 steals and 110 blocks through 135 career games. pic.twitter.com/ktLjMUbfY1
— Detroit Pistons (@DetroitPistons) 2025年11月26日
アサー・トンプソンはピストンズの若手ディフェンダーで、リーグ屈指のペリメーターDFを誇ります。
爆発的な初速を活かした1対1のスコアリングと、堅守でチームに貢献できます。
22歳の若き番人、その傑出した守備力を確かめましょう。
※掲載情報はすべて2026/1/12時点のもの
目次
プロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出身地 | カリフォルニア州サンリアンドロ |
| 生年月日 | 2003年1月30日(歳) |
| 身長 | 201 cm / 6'7" |
| 体重 | 92 kg / 205 lb |
| NBA経験年数 | 3年目 |
| オフェンスポジション | SF |
| ディフェンスポジション | PG |
| オフェンスロール | Athletic Finisher |
| ディフェンスロール | Point of Attack |
| ドラフト | 2023年 1巡目5位(デトロイト・ピストンズ) |
| 所属チーム | デトロイト・ピストンズ |
2025-26シーズンスタッツ
| MIN | PTS | REB | AST | STL | BLK | FG% | 3P% | FT% |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 26.4 | 11.2 | 5.8 | 2.6 | 1.6 | 0.9 | 51.0 | 27.8 | 55.6 |
独自レーティング (version 1.0)
| 項目 | グレード |
|---|---|
| リムフィニッシュ | |
| ペイントエリア | |
| ミドルレンジ | |
| 3PT プルアップ | |
| 3PT C&S | |
| プレイメイキング | |
| 1対1 | |
| ポスト | |
| フリースロー | |
| オフボール | |
| トランジション | |
| 効率性 | |
| ペリメーターDF | |
| インテリアDF | |
| DFリバウンド | |
| OFリバウンド |
* ボリュームが十分ではないため参考値
- ボリュームが不足しているため評価対象外
強み
1. ペリメーターディフェンス(S)
アサー・トンプソンの最大の武器は、リーグでもトップクラスのペリメーターディフェンスです。1対1のアイソレーションディフェンス、ボールスクリーンに対するナビゲーション、そしてオフボールでのチェイサーディフェンスと、あらゆる場面で相手オフェンスを封じ込めます。チームからは相手のエースを守る役割を任されており、その期待に応え続けています。201cmの長身と優れた身体能力、そして高いディフェンスIQを兼ね備えており、若くしてリーグを代表するディフェンダーへの道を歩んでいます。
2. 1対1のスコアリング(A)
ディフェンスだけでなく、オフェンス面でも1対1での得点能力は高い評価を得ています。アイソレーションでシュートを決め切る力に優れ、ディフェンダーを抜き去ってからのフィニッシュは非常にスムーズです。爆発的な初速と長いストライドを活かしたドライブは、相手にとって止めることが難しい武器となっています。ボールを持って攻撃を仕掛ける場面では、リーグ上位の脅威となれる選手です。
弱み
1. 3PT キャッチ&シュート(F*)
スポットアップからのキャッチ&シュートは課題として残っています。シュートの精度とシュートを決め切る力の両面で伸びしろがあり、ディフェンダーがアサーにパスを出した際に思い切りクローズアウトできてしまう状況が生まれています。ただし、現状ではそもそも3ポイントを打つ機会が少なく(ボリューム不足)、サンプルサイズが小さい点は考慮が必要です。今後シュート練習を積み重ねることで、ディフェンダーとしての価値に加えてオフェンスでもより大きな貢献ができるようになるでしょう。
2. オフボールムーブメント(E)
オフボールでの貢献度は改善の余地があります。実はカットの頻度自体はリーグ上位で、積極的にゴール下へ飛び込む動きは見せています。しかし、そのカットからの得点効率が課題となっており、せっかくの動きが得点に直結していません。シュート力が向上すればディフェンダーを引き付ける力も高まり、カットでの得点機会も増えていくでしょう。将来的にケイド・カニングハムとの共存を考えると、オフボールでの動きを向上させることでチームオフェンスへの貢献度がさらに高まるはずです。
3. ミドルレンジシュート(E)
ペイント外のミドルレンジエリアからのシュートは苦手分野です。シュートを打つ機会は平均的に作れていますが、実際にシュートを決め切る精度が課題となっています。現状ではドライブでリムまで到達するスタイルが中心で、ミドルレンジや3ポイントでのプルアップは限定的です。シュートレンジが広がれば、ディフェンダーにとってより守りにくい選手へと成長できるでしょう。
まとめ
アサー・トンプソンは、22歳にしてリーグ屈指のペリメーターディフェンダーとしての地位を確立しつつある若手ウィングです。相手のエース級選手を守る役割を任されながら、オフェンスでも1対1での得点能力を発揮し、チームに両面で貢献しています。
デトロイト・ピストンズでは、ケイド・カニングハムに次ぐ若手コアの一人として期待を集めています。カニングハムが攻撃面でチームを引っ張る一方で、アサーはディフェンスの柱として機能し、チームのバランスを保っています。双子の兄弟アメン・トンプソン(ヒューストン・ロケッツ)とともに、「Thompson Twins」として将来のNBAを担う存在です。
今後の成長の方向性としては、3ポイントシュートの向上が最も期待されています。現代NBAでは「3&D」(3ポイントシュートとディフェンス)の選手は非常に価値が高く、既にディフェンス面ではエリートレベルにあるアサーが安定した3ポイントシュートを身につければ、どのチームからも引く手あまたの存在になるでしょう。カットの動き自体は積極的なので、シュート力が向上すればオフボールでの脅威度も増し、カニングハムとの相乗効果も高まります。守備でチームを支え、攻撃では1対1とスポットアップの両方で貢献できる—そんな「究極の3&D」への成長が期待される若き番人です。
ちなみに、アサーと双子の兄アメンのミドルネームは「XLNC」。読み方は「エクセレンス(卓越)」です。彼らは9歳の頃、家族で作ったビジョンボードにNBA選手になる夢を書き込んでいたそうで、その夢を見事に実現してみせました。