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エース・ベイリー (Ace Bailey) - ドラフトクラス最高の天井 - ※2025-26途中データ

エース・ベイリーはジャズの1年目ウイングです。
プルアップからの3ポイントシュートと、抜群の運動能力によるオフェンスリバウンドが光ります。
206cmの長身シューターの現在地を、16項目のレーティングで探ります。

※掲載情報はすべて2026年1月25日時点のもの

目次

プロフィール

項目 内容
出身地 テネシー州チャタヌーガ
生年月日 2006年8月13日(歳)
身長 206 cm / 6'9"
体重 91 kg / 200 lb
NBA経験 ルーキー
オフェンスポジション SF
ディフェンスポジション SG
オフェンスロール Off Screen Shooter
ディフェンスロール Helper
ドラフト 2025年 1巡目5位(ユタ・ジャズ)
所属チーム ユタ・ジャズ

シーズンスタッツ

MIN PTS REB AST STL BLK FG% 3P% FT% TS%
24.6 10.9 3.5 1.6 0.7 0.4 45.0% 34.0% 72.2% 53.4%

独自レーティング (version 1.0)

項目 グレード
リムフィニッシュ E 31
ペイントエリア C 59
ミドルレンジ C 57
3PT プルアップ B 81
3PT C&S E 38
プレイメイキング C 56
1対1 E 33
ポスト -
フリースロー -
オフボール E 34
トランジション E 25
効率性 D 43
ペリメーターDF D 54
インテリアDF D 41
DFリバウンド F 17
OFリバウンド B 80

- ボリュームが不足しているため評価対象外

強み

ルーキーシーズンのベイリーは全体的にNBA水準への適応途上にありますが、構成指標を詳しく見ると光る武器が見えてきます。

プルアップからの3ポイントシュートは、ベイリーの最大の強みです。ドリブルから放つ3ポイントの精度はリーグ上位に位置し、今季のプルアップ3ポイント成功率は44.4%を記録しています。206cmの長身から高いリリースポイントで放たれるシュートは、ディフェンダーにとってコンテストが困難です。オフボールスクリーンを使ってシュートを放つ頻度はリーグでもトップクラスで、動きの中からプルアップに持ち込む形を得意としています。

オフェンスリバウンドでは、スモールフォワードながらウイング選手の中で高い能力を発揮しています。リバウンドに絡む際のポジショニングセンスと、セカンドチャンスを確実に決め切る力がリーグ上位にあります。大学時代に平均7.2リバウンドを記録したリバウンドへの積極性は、NBAでも健在です。

ペイント外のミドルレンジシュートも隠れた武器です。構成指標を見ると、ペイント外からのミドルレンジのシュート技術はリーグ上位に位置しています。多彩なフットワークから放つ中距離シュートは、ドラフト前のスカウティングレポートでも高く評価されていた部分です。

弱み

1. DFリバウンド(F)

ディフェンスリバウンドは、ベイリーが最も改善を必要とする領域です。スモールフォワードとしてはリバウンド回収に絡む機会が少なく、実際の獲得数もリーグ平均を大きく下回っています。オフェンスリバウンドでは積極性を見せる一方、ディフェンス時のリバウンドへの意識はまだ発展途上です。体重がわずか200ポンドと軽いため、ボックスアウトでポジションを確保しきれない場面も見られます。フィジカル面の成長とともに改善が期待される部分です。

2. トランジション(E)

速攻でのフィニッシュ力はまだ課題を抱えています。トランジションでのシュート成功率、シュートクリエイション、ショットメイキングのいずれもリーグ平均を下回っており、走り込んでからのフィニッシュに苦労している状況です。優れた走力を持ちながらも、接触を受けながらのシュートやリム周辺でのフィニッシュにはまだ慣れが必要です。フィジカル強化とNBAのスピードへの適応が進めば、改善の余地は大いにあります。

まとめ

ベイリーは2025年ドラフト5位指名にふさわしい高いポテンシャルを持ったルーキーです。現時点のレーティングにはE評価の項目が並びますが、これはあくまでNBA1年目の適応過程を反映したものです。

最大の武器であるプルアップ3ポイントは、すでにリーグ上位の精度を示しています。206cmの長身と7フィートを超えるウイングスパンから放たれる高いリリースポイントのシュートは、ディフェンダーにとって脅威です。ドラフト前には「天井がとてつもなく高い」と評されており、ケビン・デュラントを彷彿とさせるショットメイキング能力を持つと指摘するスカウトもいました。

課題となるのはフィジカル面の強化です。200ポンドの体重ではNBAの屈強なディフェンダー相手にスペースを作りきれず、リム周辺でのフィニッシュや接触プレーで苦労する場面が目立ちます。これはルーキーに共通する課題であり、時間とともに解決されていくと考えられます。

ニックネームの「エース」は、幼少期のフットボールコーチが彼のプレーを見て名付けたものです。その名に恥じないオールスター級の選手へと成長できるか、ジャズのファンは期待を込めて見守っています。

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